ワールドグランプリ スタッツから見るブラジル戦
遅くなってすみません!
では、スタッツをもとに昨日の試合を振り返ってみます。

【スパイク決定率】

日本
江畑 5/19 28.32% ミス3 (10.53%)
木村 6/30 20.00% ミス3 (10.00%)
山口 2/14 14.29% ミス4 (-14.29%)
迫田 5/13 38.46% ミス1 (30.77%)
井上 8/12 66.67% ミス1 (58.33%)
山本 5/11 45.46% ミス3 (18.19%)
石田 3/11 27.28% ミス3 ( 0.00%)

ブラジル
ジャケリネ 13/20 65.00% ミス1 (60.00%)
シェイラ  14/26 53.86% ミス2 (46.15%)
マリ     8/20 40.00% ミス3 (25.00%)
タイーザ   6/18 33.33% ミス3 (16.67%)
パウラ    2/7  28.57% ミス1 (14.29%)
ファビアナ  4/5  80.00% ミス0 (80.00%)

【ブロック本数】
日本:3(井上3)

ブラジル:11(ファビアナ4 シェイラ3 タイーザ1 ダニエル1 パウラ1 マリ1)

【レセプション】
日本:34.38%(木村 17/47 佐野 5/10 山口 2/5)

ブラジル:41.38%(ジャケリネ 12/23 ファビ 10/20 マリ 4/10)


はい、スタッツを見てもらえば分かるとおりで、勝てる要素がありません。

スパイクにしろ、ブロックにしろ、レセプションにしろ。 

スパイク決定率の( )内はミスを差し引いた効果率も書きましたが、ブラジルとの、特にサイドの差は歴然。

ブロックも井上の個人で取ったようなもので、ほとんどブロックできていなかったことが伺えます。

そして、なにより注目すべきなのはレセプション。
わざわざ赤・青で書かせていただきました・・・木村選手の受け数の多さと、佐野選手の受け数の少なさです。
これはリベロとしてどうなんだろう、と。確かにブラジルのサーブはピンポイントでいいところを狙ってくるのは分かっていますし、そのサーブスピード、角度すさまじいものがありました。ただ、今練習しているという、リベロの佐野が移動してサイドのレセプションをカバーするという作戦は既に放棄したということでしょうか?監督が山口を下げて井野をレシーバーで入れていますが、彼女がキャッチをすることはありませんでした。とにかく木村だけが拾うチームになっています。

それに引き換えブラジル。ジャケリネのレシーブ数が一番多いもののファビもきちっと役割を果たしています。これは、マリのサーブレシーブのカバーと考えるのが自然です。

で、木村の受け数のこともですが、サーブレシーブ返球率自体低い。さすがにブラジル相手にこの数字ではまともに戦えない。しかもブラジルの方が返球率高いので、なおさらのことです。

ではここから個人的感想。

とにかくブラジルのサーブが速く、高いところから振ってくるような凄いいいサーブでしたね。日本も強化してきていますが、ブラジルのサーブはその2枚上くらい行っていました。あれを木村一人でほぼ受けているわけですから、無理があると思うんですよね。

後、久々にスタメンとしてのプレーを見たジャケリネ選手の安定感に驚かされました。少し前はサーブで狙って崩せば、ばたばたと崩れてくれましたがそうはいかなくなりましたねぇ・・・。
レセプションの受数も一番、スパイクも一番決めていますし、さすがです。
で、またブラジルのサイドへのトスが速くなったと思うんですよね~。

そのサイドへの速さの脅威の上に、センターのロングBの高さ、速さが強烈です。あれを見せられるとなかなかサイドへ追いつけないですし、的絞れない。で、忘れた頃に速いバックアタック。

ただ、日本がそれでも1点差だったり同点に追いつくか!?という展開にした時は、やはりサーブで崩していた時だと思います。あの形を何回作れるか、でしょうけどブラジルも拾いますし、それ以上に2段になっても、マリ、シェイラ、ジャケリネ、ナタリア、パウラといったスパイカーがそろっているのできついですよね~・・・

日本は昨日のイタリア戦でよかったことを何一つ出来なかった。木村、江畑の効果率が落ちたのも結局はセンター・ライトを活かせず単調になったことでブラジルのパーフェクトなブロック網に囲まれたからでしょう。

で、今日は竹下のトスもややぶれていたように思います。AとBの間くらいのパスで、レフトへ上げる時、ネットから離れすぎて、スパイカーが打ち切れなかったりしているシーンも見られました。

逆に今日の試合で、ブラジルとまた試合をするとなった時に、どうやってセンター・ライトを活かすバレーに持っていくかを考えてほしいですね。

ただ・・・ブラジル戦を見た正直な感想はまだブラジルとの力の差が大きすぎるということ。今年、来年、あるいは五輪でブラジルを倒すというのは厳しいレベルにある。だからといって悲観することは無く、ブラジルはある意味放っておいて(笑)、それよりも力的に拮抗しているであろうチームには絶対負けないチーム作りをすること。以前何かの記事で書いたように思いますが、とにかくアジアで予選を抜ければとりあえずオリンピックにはいけます。韓国、タイ、カザフスタン、台湾、そして一番の難敵中国にいかに勝てるか。

その他、ヨーロッパの中堅~上位、ポーランド・セルビア・ドイツ・オランダ・トルコやといったチームに勝つこと。それ以外のアメリカ、キューバ、ブラジル、ロシア、イタリアの5強にはどうしたら相手は崩れるのか、勝つためには何が必要かを見極めるテストマッチのような気持ちで切り替えるのも今は必要なのかなぁ・・・。

そんな世界トップとの差をまざまざと見せ付けられた昨夜の試合でした・・・。 

まずは気持ちを切り替え、今日のチャイニーズタイペイ戦に勝つこと。余裕があれば、控え選手の活躍にも期待したいところです。



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[2010/08/08 14:51] | 全日本女子 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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コメント
こんにちは。
昨日のブラジル戦は、力の差をまざまざと見せつけられたようで、落ち込みました(笑)

さおりんの受け数の多さには正直、数字でみると驚きですね。それに今は、荒木が調整でコートにいないんで、コートキャプテンの役目をし、エ―スの役目もある・・・。木村がつぶれないか、故障しないか心配ですね。腰を叩いていた場面があり、また腰痛がきてるのかと心配です。
あと、昨日の試合ではもう、竹下のトスのぶれという段階ではないように感じます。あれだけキャッチで乱されて走りまわりトスをあげ、ディグもあげようと飛び込みまわり・・・と。ちょっとスタミナ切れになったかな?とも思う時もありましたが。逆に、反応の早い竹下だからこそトスになり、あげられたボ―ルの方が多かったように感じましたよ。  若い松浦にも期待してますが、まだまだ動きが鈍い(遅い)ように見えました。これからの選手。日本のために、ぜひ頑張ってほしいですね。
[2010/08/08 16:46] URL | もゆ #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
もゆさん!!コメントのお返事遅れてしまってごめんなさい!!

コメントありがとうございます^^

木村選手への負担の大きさは少し異常ですよね。。。

いや、彼女がそれをこなしてしまうので何とかなっていますが・・・ねぇ(苦笑)どうすれば、この打開につながるのか、もゆさんのご意見があればまた聞かせてくださいね♪

竹下選手に関しては、年齢、キャリアを考えてもそれはもうやっていただかないと逆に困りますし、彼女の一番の持ち味は「崩れたボールでも何とかトスにする」ですから、ある意味想定内のような気もします。

ただ、その中でも彼女が絶対的なトスアップが出来なければ日本は崩壊してしまうので、あまり崩れていない場合のトスの質に関しては期待が大きくなってしまいますね。

松浦選手がどこまでその質を上げられるか、今はまだまだブレブレなので、その辺りどんどんうまくなってほしい一心です。

またお待ちしています^^
[2010/08/11 02:03] URL | バル #- [ 編集 ]
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