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世界バレー 第5日 日本×セルビア =2次ラウンドの展望=
日本 3(28-26 29-27 18-25 27-25)1 セルビア

昨日の試合、もちろん皆さん見ましたか!?

凄い試合だったというか、ギリギリの戦いでしたね。
まずすべてのセットで先に相手がセットポイントを握っていた。
一歩間違えれば0-3で敗れていた可能性もありました。

しかも、昨日は危惧されていたレセプションも悪い状況で、これは敗戦か!?と思っていましたが、木村の攻撃が光ったことと、セルビアの勝負どころでのミスがあって、日本が1つセルビアを上回る結果に。

レセプションが悪い=センター・ライトが機能しないということを意味するので、日本にとってはきついことです。しかも、山本の調子が良くなく、これでまあ、よく勝てたなあという試合でした・・・。

木村、江畑に上がったトスはそれぞれ5848

井上、山本、山口3人に上がったトスの合計が36

この数字を見るだけでも日本がいかにレフトへ頼りきったバレーをしていたかが伺えます。

スポーツナビの、田中夕子さんのコラムを取り上げます。

1次ラウンドを終え、5戦5勝。最高のスタートを飾った日本のエースは、名実ともに木村沙織(東レ)であるのは間違いない。
 これまでは、攻守の要と取り上げられるたび「自分の1人の力ではないし、迷惑を掛けることのほうが多い」と謙遜(けんそん)してきた。だが、近ごろはその木村の言葉が少しずつ変わり始めた。
「よくも悪くも自分次第。自分が決められるかどうかで、試合の結果が変わる。最近はそう思うようになりました」

 世界選手権直前に代表へ初召集された中道瞳も、ともに東レアローズでプレーする木村に全幅の信頼を寄せている。
 1次ラウンド最終戦(3日)のセルビアとの試合もそうだった。
 日本が2-1とリードして迎えた第4セット、22-24でセルビアにセットポイントを握られた。竹下佳江(JT)に代わり、コートでトスを上げるのは中道。前衛には木村、井上香織(デンソー)、栗原恵(パイオニア)がそろい、後衛にもバックアタックを得意とする江畑幸子(日立)がいる。前後衛を合わせた4枚の攻撃が仕掛けられる状況ではあったが、それまでの打数や事前のデータから、セルビアのブロックは木村を止めるべく、ややレフト側に寄っていた。狙い通りに木村が止められれば、25点目を献上してフルセットに突入するだけでなく、日本が受けるダメージは大きい。
 それでも、中道は木村へトスを上げた。
「ここ一番のときはサオリの目の色が違う。代表だから、東レだからというのではなく、どんな場面でも『最後は絶対サオリにトスを上げれば決めてくれる』と確信があるので、迷いはありませんでした」
 2枚ブロックの間をストレートに抜き23点目を挙げると、サーブから相手の攻撃を切り返し、今度は山本愛(JT)からの二段トスを打ち抜き24点目も木村が決めた。これぞエース、と言うべき活躍であり、中道の言う「ここ一番」の勝負強さが光った場面だった。



その一方で・・・

だが、木村の活躍が光るたび、実はその陰にある脆さが見える。最も分かりやすい形で露呈したのが、やはりセルビア戦だった。
 2セットを連取されると、セルビア選手のほとんどが木村の攻撃数を減らそうと、ネットすれすれのフローターや、スパイクさながらのジャンプサーブを木村に向けて放つ。リベロの佐野優子(イトゥサチ=アゼルバイジャン)やライトの山口舞(岡山)がサーブレシーブのフォローに入るも、高い打点から放たれ、独得の変化をきたすサーブの返球は乱れ、アンダーハンドでの苦しいトスが続く。
 乱れた場面からでも速い攻撃を、とスピードばかりを意識するあまりセッターの竹下だけでなく、リベロの佐野が上げる二段トスも低くなり、限られたポイントで打つことを余儀なくされるスパイクは2、3枚とそろったセルビアのブロックにいとも簡単に阻まれる。ブロックに対峙(たいじ)する形となった江畑は「冷静に相手のブロックを見られず、熱くなってムキになった」と振り返ったが、理由はそれだけではない。
 実は1、2セットにも同様の場面は幾度となくあった。それでも、空中で打球の方向を変えたり、強打を打つと見せかけて軟打を放ったりするなど、木村の巧(うま)さでフォローしていたため、同様の場面が日本の得点シーンへと切り替わり、結果としてセットを得ていたのだ。しかし第3セットでは、木村が徹底してサーブで狙われたために「崩れたところからのコンビを練習しているとはいえ、ここしか使えないという場面も出てくる」と、大会前にセッターの竹下が危惧(きぐ)した状況へと陥った結果、連続失点を招き、セットを失った。
 木村は「自分が決められるかどうかで、試合の結果が変わる」と言うが、これはスパイクに限ったことではない。山口が言う。
「サオリの負担を大きくし過ぎてしまっているのは確かです。このままじゃ、この先が厳しくなるのは目に見えているので、サーブレシーブも、コンビでほかにブロックを引きつけることも含めて、何とかしていかないと……」

 1次ラウンドで露呈した脆さを克服し、木村頼みではなく、頼れるエースがいるチームとしての強さを発揮できるのか。
 木村は言う。
「1つ1つ試合を重ねていく中でチームが、自分たちが成長していきたい。次からが本当の勝負だと思っています」
 中国、トルコ、韓国、ロシアと対する2次ラウンドは、1次ラウンド最終戦から3日後。日本の真価が問われる戦いが始まる。



と語っております。

レフトの選手の巧さ(特に木村)と、日本が勝負どころでミスをしなかったことで何とか勝てたのですが、いくらミスを少なく出来たといっても、これから当たる中国、トルコ、韓国、ロシアに対してレフト偏重バレーで勝つ、というのは非常に厳しいのは言うまでもないこと。

しかし、あれだけ重視してきたレセプションが返らないというのは正直不満ですね。

もちろん新ボールの影響で取りにくいのは分かりますし、山口がサーブレシーブに入っているとはいえ、実質木村・佐野の2枚キャッチといってもいいでしょうから、レシーブ範囲などを考慮すると、カバーしすぎたり、逆にするべきところでできなかったり、など様々な要因が重なる上に、相手チームのサーブが強いということで、これはホントに何とかしたい。

思えばWGPの中国戦は、中国のサーブで崩され、逆にサーブで中国を崩せず、センターラインを思うようにやられていた印象があります。(あくまで印象です。)

2次ラウンドでは、いかに木村、佐野がレセプションの精度を上げられるか。

100%などとは言いません。今佐野が50%、木村が30%くらいの返球率なんですよね。

これを何とか佐野:60%、木村:50%くらいにはもっていきたい。


。。。いや~なことばっかりを振り返っていても仕方ないので、いい点や2次ラウンドでも期待したいことも書きましょうか。
まずは何といっても木村のレフトからの攻撃力。

これは日本にとってはもう生命線で、あの木村の攻撃1本が止められていたら・・・というシーンばかりでした。それでも、決めきれる木村に拍手を送りたい。
ただ、それを2次ラウンドでも同じように集中力を持って決めきれるか。。。ここですね。彼女が常にセルビア戦のような攻撃ができれば、中国、トルコ、韓国には間違いなく勝てる!!そう思います。

後、今回ポーランド戦、セルビア戦に一役買っている選手を挙げるとすれば井上選手でしょう!!

現在ベストブロッカー部門で第3位に位置づけており、さらにスパイクによるミスが1本で、27/44 ミス1と効果率59.09%という安定感。先ほどから書いている通りで、レセプションが崩れているので打数こそ少ない(木村はここまで既に打数188本)ですが、上がれば何とかしてくれる印象がある。

また、江畑選手がセルビア戦では第3セットでの連続シャットなどが見られ、ミス11本とかなり多かったですが、ここ!という切りたい場面でよくブロックアウトや、巧いうち方が出来ていたなあと思います。彼女はまだ20歳ということで、これからさらに経験やレシーブ力をつけていく段階だと思うので、非常に戦力になりうると思います。

彼女たち3人が今、眞鍋ジャパンの「スタメン」の中心であることは確かなので、2次ラウンドでも同じようなコンディションを維持できるかが重要だと考えます。

またネガティブな話題になりますが、逆に心配な要素もありますね。

特に昨日は山本愛選手の決定力不足、コンビの精度に不安が残りました。セルビアのブロックをある程度ひきつけていたと思うので、「悪い」というわけではないのですが、やはり竹下の隣のミドルブロッカーであり、彼女が前衛にいるということは、バックアタックも多用していかなければならない。そこで山本が決定打に欠けるとなると、日本側のトスアップが難しくなる。セルビア戦では、22-22の同点の場面で山本の移動がアウト、というシーンが2回ほどあったように記憶していますが、あれでは中国に負けます。そこを2次ラウンドでいかに修正できるか。また、セルビア戦では荒木に変えなかったですが、その辺りの采配はどういう意味だったのかも非常に気になりますが、お分かりになる方はいらっしゃるでしょうか?単純に囮としての役割が果たせていた、という理解で委員でしょうか??

次にライトに入っている山口選手。この選手を活かす=レセプション命 ということなので、昨日のようなレセプションでは彼女を光らせることは出来ません。(セルビア戦に関しては、マラグルスキを1枚でとめるなど、ブロックでの貢献が光ったので、一長一短でしょうか^^;) 彼女がこそこそと井上や山本の影で動くからこそのレフト、バックアタック、井上や山本との絡みなのであって、それがないのであれば彼女の持ち味が急激に減ってしまいます。その辺りが2次ラウンドで修正されれば、もっと嫌~なバレーをする日本になるはず!


ただ、あれだけ「レセプションが返らないと日本は勝てない」と豪語していた眞鍋ジャパンだっただけに、それでもセルビアに勝てたというのは確かに反省点でもありますが、前向きに考えれば「乱されても勝てた」わけで、意味ある試合だったように感じます。「セルビア戦勝ったけど、じゃあレセプションがもっと返っていたら!?」そういうポジティブな考えで中国戦に臨んでほしい。

ここからは6日の中国戦に目を向けましょう。

今回、中国はPoolDで、ロシア・韓国・トルコに敗れ3敗という形で2次ラウンドを迎えるという形になりました。まず中国のバレーをスタッツから少しだけ見てみます。

中国が勝利したカナダ・ドミニカ戦における、レセプションとトス配分に注目しました。


カナダ戦

レセプション:55.00%

リ・エン:8/10 シュウソコウ:5/13 チョウカン:10/17 ミス1)

【レフト】
オウ:16/35
リ:5/13

【ライト】
シュウ:5/13

【ミドル】
マ:5/14
ジョ:5/6
セル:3/6 他




ドミニカ戦

レセプション:58.97%

シュウソコウ:8/12 チョウカン:11/19 ミス1 リエン:3/4

【レフト】
オウ:10/21
リ:8/24

【ライト】
シュウ:2/6

【ミドル】
マ:7/11
セツ:3/9



ここまで、中国の勝利した際のレセプション、各選手ごとの受け数、トスが上がった本数、決めた数を書きました。

つまりは、オウイメイなんですね(^^;)
まあ、マやセツの囮がかなり効果的なんだろうとは推測されますが。

ただ、以外にライトの打数が少ないんですね。「シュウソコウ」その人ですが。
以前の中国だと、ここのライトもかなり厄介だったんですが。

ちなみに負け試合、韓国戦は、以前記事内(→こちら)でまとめていますね。

韓国×中国

【スパイク効果率】

韓国(KOR)

平均:37.37% ミス11

キムヨンギョン: 20/32 ミス2 56.25%
ハンソンイ  : 12/23 ミス5 30.43%
ファンヨンジュ: 14/30 ミス3 36.67%
ヤンヒョジン :  2/11 ミス1  9.09%
キムセヨン  :  0/3  ミス0  0.00%

こ、これはいったい何といったらいいのか、センター空気じゃないか!!
このトス回しに中国負けたんですか!?

。。。ヨンギョン、ヨンジュのダブルヨン様を止めれば確実に勝てますかね、日本。

とりあえず中国の方も見てみますね(笑)

中国(CHN)

平均:37.36% ミス9
 
リ・エン   : 10/17 ミス2 47.06%
オウ・イメイ : 12/24 ミス2 41.67%
マ・ユンブン :  7/15 ミス3 26.67%
セツ・メイ  :  5/14 ミス0 35.71%
チョウ・レイ :  2/8  ミス1 12.50%
ジョ・ウンレイ:  4/7  ミス0 57.14%
シュウ・ソコウ:  3/6  ミス1 33.33%

う~ん、それほど悪くはないのですが、マとセツの自慢の中国のセンターラインが確かに良くないですね。
ライトシュウソコウがほとんど打数ないですし、センターライトをうまく使えなかったと見るべきでしょうね。

その点、大エースのキム様効果率で約60%をたたき出したことで韓国にリズムをつけたんでしょうか。

チーム全体のスパイク効果率もミス数もたいした差はないので、キムとファンにやられたという感じですね。そういう意味では、ハンソンイがそこまで崩れていないのも大きいかもしれません。逆に中国はここを止め切れなかったことも大きいかもしれませんね。

【ブロック】

韓国(KOR)

計:11 ミス:19 リバウンド:17

キムヨンギョン:3
ハンソンイ  :2
キムセヨン  :2
ヤンヒョジン :2
ファンヨンジュ:1
キムサネ   :1

全員とめたと。で、レフトの選手(キムとハン)がブロックしているということは、中国センターの移動や、ライト攻撃をしっかり封じ込めていたんでしょう。日本も対中国戦では木村、江畑・あるいは迫田といった選手に奮起してもらいたいですね。

中国(CHN)

計:8 ミス:15 リバウンド:39

セツ・メイ  :3
リ・エン    :2
マ・ユンブン :1
ジョ・ウンレイ:1
チョウ・レイ ;1

ちょっと中国にしては少ないか。リバウンドは多く取っているのですが、スパイク効果率に差が無いことを見ると、そこまで効果的ではなかったのかもしれないですね。

【サーブ】

韓国(KOR)

エース:3 ミス:5 

ファンヨンジュ:1 キムサネ:1 キムヨンギョン:1

中国(CHN)

エース:4 ミス:7

オウイメイ:3 ジョウンレイ:1

サービスエース、サーブミスにはほぼ差はなし、と見てよさそうですね。


【ディグ】

韓国・・・1セット平均8.67
中国・・・1セット平均4.00

うわ。ディグ(スパイクレシーブ)に1セット平均2倍の差は大きいですね。それだけ韓国が粘ったということ。
ブロックとの関係がよりしっかりしていたのでしょうか。中国はやはり強かった時と比べるとディグが良くないんでしょうね~。

【レセプション】

韓国(KOR)

平均:68.85% ミス;3 Cパス以下:13 A/Bパス:45

ナム・ジヨン(リベロ):13/18 ミス0 72.22%
ハン・ソンイ    :14/19 ミス1 68.42%
キム・ヨンギョン  :10/16 ミス2 50.00%他

中国(CHN)

平均:52.17% ミス:3 Cパス以下:27 A/Bパス:39

シュウ・ソコウ: 17/25 ミス0 68.00%
リ・エン   :  6/16 ミス1 25.00%
チョウ・レイ :  8/15 ミス0 53.33%
チョウ・カン :  8/12 ミス0 66.67%

う~ん、韓国のレセプションが素晴らしくいいですね。
ということは、センターは「使えなかった」のではなく、「使わなかった」という感じだったのでしょうか。
で、中国センターブロックが韓国のセンター攻撃に飛んでしまって、レフトへの平行、あるいは時間差、といった攻撃にやられたのでしょうか。キムヨンギョン!!と思ったらファンヨンジュだった~、みたいな?(^^;)


いずれにせよ、3セット通して25-22、25-23、25-22と接戦ですから、ちょっとしたレセプションの差、効果率の差、ミスの差、ブロックのわずかな差が出てしまったか。また、ライト攻撃が機能していた韓国とそうでない中国、ここにも大きな差があったのかもしれません。



負けている試合でもやはりオウの打数が一番多いんですが、韓国戦のスタッツを見る限りでは結構散らしているんですよね。ただ、マの効果率が低いところを見るに、センター線がうまく機能しなかった・・・さらにシュウソコウの打数が少ないし、レセプションも、勝ち試合2試合に比べ、シュウに集まる傾向にあります。この辺り、なにかありそうですね。

日本は中国のレセプション陣のうち、シュウを狙うのか、あるいはレシーブに波があるとされるリベロのチョウカンを狙うのか。。。かなり重要なポイントではないかと思います。

また、マの移動、セツのクイックをいかにブロックでワンタッチ取れるか、が非常に大きい。オウイメイに関しては、竹下とマッチアップさせる回数をいかに減らせるか。幸い今大会の日本は2枚換えで、王の前に栗原を当てることが出来る布陣が整っているだけに、日本のパターンに持ってこられるかがカギになりそうです。

×中国戦、いったい何が勝負をわけることになるでしょうか。

管理人は「オウ」を下げさせるくらい効果率を下げること。

ここに尽きます。そのためには中国のセンターをいかに封じれるかにかかるのですが、正直な話、中国がAパスを返した時のセンターラインを拾ったり、ブロックシャットできる日本はイメージできないんですよねぇ・・・。だからこそサーブが重要です。何かセルビア戦で、「セルビアはバックライトを狙うとクイックが減る」というデータを導き出していましたが、中国に対してもいかにセンターを機能させないかを重点的に攻めて欲しいと思います。

中国に勝てれば、そのまま準決に進めるチャンスは大きく飛躍します!!

全力で応援しましょう!!





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