北京五輪 女子準々決勝 ×ブラジル =ブラジルの前に日本敗れる、地力の差=
男子に続き、女子もこれで終わりです・・・。

う~ん、こうして終わってみると何だか切ないなぁ~。今日の負けはもう負けるべくして負けた試合だったと思います。第3セットに入って序盤リードするなど、いいシーンも見られました。あの場面は日本のサーブカットが入っていたのか、ブラジルのサーブが弱かったのか、いずれにせよテンポのよいバレーをしましたが、12-12に並ばれてからのブラジルの猛攻はさすが。シェイラ、マリを中心にセンターを効果的に絡めるコンビネーションバレーで日本を突き放していきました。日本のお株を奪うかのようなシェイラの時間差もありました。あの速さ、あの高さはもう羨ましいとしかいえません。(個人的にシェイラは好きですけどね・・・笑)

んで、世界トップとの差でまず挙げられるのは、「チャンスボールの処理」。これがブラジルは素晴らしい。ホントにフォフォンの上にふわりと返ってく。日本は竹下に完璧に返さなきゃ!と焦っているのか、オーバーになりがち。で結局相手のチャンボになってる場面が多すぎます。次に、「切り返しの速さ」。ブラジルはラリー中のセンター線、コンビの使い方がうまい!日本もああいったバレーをしていく必要があるのではないでしょうか。竹下とフォフォンのセット力も垣間見えたような気がします。以前からなのですが、彼女のトスは、いいときはすごくいいんですが、一度乱れたときの乱れ方がちょっとひどい。ネットに近すぎたり、短かったり、アンテナまですうっと伸びなかったり・・・。もちろん「新ボール」の影響も拭い去れません。しかし、何だろう。な~んか結局スカッとするようなコンビネーションらしいコンビネーションが見られませんでした。2005の「変化とスピード」も2006の「-2」もどっちも中途半端になってしまった印象があります。もうブラジルの方がコンビの数多いでしょう。日本のいいとこをぜ~んぶブラジルに持ってかれてるんだなぁ~と感じました。「スピード」「コンビネーション」いずれも日本の上を行っていました。

そして今日もきました監督の“迷”采配。実況・解説もさすがに第1セットのマリの連続サービスエースの際の監督の無策加減にあきれているように聞こえました。特にあの甘甘解説の大林さんでさえ、「ここは交代すべきだ」といったことを口走ってました・・・。結局あのガタガタ第1セットは選手交代なしで、無駄にラスト、あの高橋を下げて狩野を入れちゃった無策じじい。何のための三位一体バレーだったのよ!!今までのあの高橋へのこだわりがこの采配で全部パー。志も貫けないなんて・・・。結局な~んの策略もくそもなかったんでしょう。スタメンが崩れたらそれで終わり。やっぱ口先だけの監督でした。最後まで心中するのではなかったのか。確かに、交代自体はあくまで“普通”です。しかし、この大舞台に来ても、いくら点差が離れてもテンシンにこだわっていたのにもかかわらず、最後あっさり狩野に。何なの!?いったい。も~、最後まで意味のわからない采配ありがとうございました、としかいえませんね。
また、スタメンだけでこの現代バレーを勝ち抜くのは無理ですよ。櫻井や大村は、ピンサ・ワンブロの役割なのであればそれはそれでOK、それならコンスタントに使うべきだし、板橋を外してまで選んだ河合を結局使わず、結局河合の五輪でのトス回しはなし。多治見も試合の中で引っ張ることができませんでした。思い出五輪ですか?狩野もあの中国戦で半ば強引に押し出され、控えの使いかたがもうめちゃくちゃでした。(今に始まったことではないですが・・・)
肝心なときには、頑固に変えようとしないし。お疲れ様でした、柳本さん。もう次の監督に期待するしかないんですが、日本人監督ではもう限界が・・・。銀メダルを獲得したフェンシングの太田選手は、ヨーロッパから優秀なコーチを招聘して飛躍したと聞きますし、JVAは「過去の栄光という亡霊」に縛られず、“今”をしっかり見つめて、早く世界のバレーを取り入れてほしい。荒木・木村・栗原という五輪経験者がいますし、すぐに手を打っていくことが大事。まずは「セッターをどうするか。」なんだかんだでズルズルと竹下以外のセッターを使わずに、やり過ごしてきたのは大きいですよ・・・。次いないんですもん。技術とかそういう問題以前に、国際経験を実地している選手がいないということ。これはやばい。何をやってきたのか、日本協会。竹下がいなくなった時のセッター不在はわかってたことでしょうに。もうJVAはバレーを“ショー”、見世物としか考えていないのでしょうか。ジャニーズ、松田聖子、キンキラのスティックバルーン・・・。メディア至上のこの風潮が良くない。地上波放送があってどうしても無難なメンバーにしてしまうのであれば、全部BS/CS放送にしてでも、もう一度原点に返って日本バレーの在り方を考え直すべし。

北京五輪が終わった今、選手たちは何を思っているでしょうか。沙織/メグ/エリカはおそらくモヤモヤとした同じ心境ではないでしょうか。
テンシンコンビも結局最後に火を吹くことはありませんでした・・・。これはちょっと残念ですね。各国シン対策はばっちりだったし、竹下のトス回しもおそらく読まれていた。“身長”というバレーの世界でもっともシビアなところを投げ打って、そのスピードとシンのうまさにかけるも、結局この大舞台で完全に対策を講じられて幕引き・・・といった終わり方でした。そりゃそうですよねぇ・・・。日本としては高橋だけあの平行やコンビを使うのではなく、すべての選手があのテンポに合わせられるくらいじゃないと世界のトップに勝つのは難しかった。しかし、そのテン→シンテンポも五輪では何かかみ合わず。。。

収穫はサオリンに気迫がみられるようになったこと、荒木の精神力の強さが垣間見れたこと・・・終盤はテンシンのチームではなく、サオリン-エリカのチームになっていたと思いましたね。気迫が彼女らの方が強かった。サオリンはまだまだ足腰の強化とパワーがつきそうだし、エリカはもっと打ち方に上積みが期待できそうですし、両者ともブロック力向上に期待できるはずです。栗原は足の怪我はどうなのでしょうか。どちらにせよ、終盤に来てサーブカットに入り始めていたのはいいこと。シェイラのサーブをAキャッチで返してましたし、ここはまだまだうまくなれそうです。後は基礎体力自体を丁寧に4年間あげていってもらいたい。怪我をしないように、足腰とさらなるスパイク力向上を目標に頑張ってほしいです。
っと、これからを背負うであろう3人にスポットを当てたわけですが、この3人以外の選手が台頭してこないことにはどうしようも・・・。控えメンバーをベテランだらけにしたのにもかかわらず、結局出番もほぼなし。若手に経験をつませるという意味でも河合も使わず。どうするんだよ~・・・。どれだけプライベートで調和が取れても、試合会場で調和が取れないんじゃぁ意味ないです。

書いてることがめちゃくちゃになってきましたね・・・。とにかくこの“スタメンバレー”の弊害は尾を引きそうです。そういう意味でも時期監督は日本人じゃだめ。結局竹下・高橋に頼ってしまう監督が出てしまいかねません。そうではなく彼女らを当分は控えに回すくらいならかまわない(ってかそうしないと人材の意味で日本のバレーがやばいかも・・・)の監督ならいいですが、やはりここは大胆な采配をやってくれそうな外人監督希望。無理ですかね・・・。JVAだし・・・。

全日本女子の戦いもここで終わりました・・・。4年後、ロンドンはますます厳しい道のりになることはもう明白です。ますます各国は力をつけているし、日本は2004年以降、世代交代に失敗した感があります。高橋らと栗原らの間の選手がいない。引っ張る選手がいない・・・。日本女子バレーはどうなってしまうのか・・・。

とにかく、監督の就任が先決。この女子バレーを変えてくれる監督が今は必要です!!



また今日・明日中に準々決勝の結果や準決勝の組み合わせを更新させていただきます。


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[2008/08/19 15:58] | 全日本女子 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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