北京五輪 女子 決勝 結果&日本女子バレーの今後について
ついに、アテネ後の集大成、北京五輪の優勝チームが決定しました!!そのチームは・・・・




ブラジル!!!!




おめでとう!!今日はBSでのTV観戦をしていたのですが、いかんせん前の韓国×キューバの野球が長引いてて、第3セットを省きやがった!!あれは見たかったですが、第4セットはホントにどっちに流れがいくか分かりませんでしたが、20-20の場面から一気にブラジルの流れへ!!トムが終盤連続シャットされたのが運のつき・・・。勝負の神様はブラジルに微笑んだ!しっかし、ブラジルはこの北京五輪で初の金メダル。しかも、3大大会で初めてのメダルを手にしたことになります!ホントにおめでとうといいたい。フォフォンもあの年齢、5回目の五輪でようやく金メダル・・・。すごいですね。有終の美とはこういうことでしょうか。ずうっとスタメンセッターのフェルナンダの控えセッターとして、長くブラジルを影で支えてきた彼女が、見事ブラジルを金メダルに導きました。また監督のギマラエスもこれで男女に金メダルをもたらしたことに・・・。すげえ。(日本に来てくれ!)

アメリカも意地を見せてブラジルから1セット奪ったんですが、さすがに今大会のブラジルの磐石さは破れなかった。アメリカ、強くなりましたねぇ。アメリカの顔とも言うべきハニーフ、またアメリカ不動のエースであることに間違いないトムらも含め、選手層自体は前任監督である吉田監督の育てた選手がほとんどでしたが、グラースやナマニ、ウィロビーなど、若い選手と見事にマッチングさせ、見事アメリカに銀メダルをもたらしました。凱旋中国で見事な采配を見せ付けた郎平監督に拍手です!

そして今日の試合を見て思ったことは、監督と選手との関係はもちろんのこと、選手同士のコミュニケーションの高さ、お互いを高めあう鼓舞。日本の選手・スタッフに見習ってほしいと思いました。アメリカでシコラとグラースが交代するときのあのわずかながらの時間でのシコラからアドバイス、会話、鼓舞、そしてベンチに下がるときのあのシコラの気合。日本には影も形もありません。勝負は時にはハイにならないといけないと思うんです。メグの「きゃあきゃあ騒いでちゃだめ。常に毅然とした態度で挑まないと・・・。勝負に勝つまではへらへら喜んでちゃだめ!」という彼女のある意味での勝負に賭ける思いとかは確かにあの笑顔の少なさから感じることはできなくもないんですが、やはりもっと自分から盛り上がっていかないといけない思うんです。へらへらする事と、ワッと鼓舞することはぜんぜん違います。全員荒木化せよ!ですね。そして、テンシンらと後輩らでのアドバイスの掛け合いだとか、話し合いが、どうしても他国の雰囲気と比べると浅い、少ないんですよねぇ・・・。おとなしすぎるというか、なんと言うか。もちろんその辺りも監督の差なのかもしれません。どうしてもなあなあに見えてしまう。「ま、これくらいならいいか」等々のチーム全体としての妥協感を感じるのです。悪く言って他人負かせというか。ちょっと厳しすぎますかね(^^;)でしたらすみません。

もちろんバレーって身体能力とか、そういったもので差がつきやすいスポーツだと思います。しかしそれだけではなく、意気込みとか結束力とか、作戦の立て方で食いつける部分っていうのは多々あると思うんです。そういったものを結集してそれでも負けてしまうのならば、その試合は負けるべくして負けた試合だということ。それこそ「仕方ない」。しかし、今の日本は決定的に修正すべきポイントというのがあると思います。まず控えとスタメンを完全分離して、いざ本番で使えない、というこの状況を打破すること。「完全分離なんてしてないよ!」というのであれば、各国見れば分かるように、選手交代がもっと盛んであって然るべきです。そして、これはやはり永遠の日本の課題。前衛での竹下選手、高橋選手のブロックです。う~ん、これはホントに難しいと思います。テンさんもシンさんも国内に現在彼女ら以上の実力を、(国際経験という意味で、)国際試合で発揮できる選手がいない以上、これはもう誰がなんと言おうと仕方の無いことであり、彼女ら自身を非難したりすることは飛んだお門違いだといえると思いますが、今の日本のブロックシステムを「修正」できるポイント、今以上の日本を作り上げる上での重要なポイントであることは間違いないのではないでしょうか。近年、日本にもやっと180cmを超えるアタッカーが出てくるようになりました。もちろん、技術面でも、フィジカル面でもまだまだレベルアップする必要はたぶんにあるでしょう。いや、絶対レベルアップが必要です。しかし身長というバレーに欠かせない要素である点において、日本が少しでもブロックの穴を小さくすることで、後衛でのレシーブ力は飛躍的にアップすると思います、特に日本はスパイクレシーブは決して他国に劣らないものを持っているので、「ブロック」さえ良くなれば、もうひとつ上にいけると思うのです。木村・荒木・栗原の高さのあるメンバーが揃っているこの世代で、後世にも残るような新たな日本の“カタチ”を作るべきだと思うんです。もちろん、そう簡単なことではないだろうし、言葉で言うのは簡単でしょう。しかし、日本バレーに期待するからこそ、勝ってほしいからこそこういった願望が生まれてきてしまいます。テンさんシンさんがもし今ここで引退せず、残るのであれば、完全に控えに回ってもらうくらいの気持ちで、180overの若手らを積極的に招集し、来期のWGPグランドチャンピオンズカップなどを使って早い段階でブロックとレシーブの関係の向上に努めてもらいたいという一心です。そして、これは前にも書いたことですが。「早期のセッター育成」が急がれます。日本はもはや竹下の後釜が全く思い浮かばないし、いないのが現状。河合選手を柳本さんが招集し、北京を体感させていますが、正直どうなのでしょう。ここぞという大一番でこそ、セカンドセッターは重要であるにもかかわらず、全く使いませんでしたし、選手から信頼されていないのも明らか。いや、監督からといった方が正しい。いい加減全日本とV/プレミアリーグも手を取り合って、日本のバレー再建に協力し合ってほしいものです。積極的に海外へ派遣したり、逆に海外の選手やコーチ、アナリストに来てもらったりして、V/プレミアリーグの底上げを図るとともに、その延長線上に全日本があるという形を求めたいです。今は全日本のスタメン・控えのごとく、全日本とV/プレミアが完全分離状態の様子が伺えます。これではいくらたっても、全日本は強くならない→バレーへの国民の関心度が下がる→V/プレミアリーグはもっと関心度が無くなる。→強化を図ることができない・・・という無限ループに陥りますよ。

具体的な目標設定をするのもいいかもしれません。中国のように8年スパンで、まずは次のロンドンで準々決勝突破を目指すこと。すなわち予選ラウンドをできるだけ上位で通過することを常に言い聞かせながら日々戦うのです。毎日毎日その目標を念じれば自然とそういう方向へ、実際に成就するかどうかは別問題として、チームが動くと思うんですけどね。そのためには今のままではもちろん無理でしょう。「ブロックとレシーブの関係」の向上にこだわり、早く国際試合でボールを上げられるセッター育成を始めること。また、各選手がフィジカル面でとことんこだわって強化して言ってほしい、そう思います。だからこそ、全日本とV/プレミアリーグとの協力関係を確立させてほしいのです。確実に個々の選手を鍛え続けるためにはこの協応関係しかありえません。かといってキューバやアメリカ、ブラジル並みにパワーをつけるのは不可能でしょう。そりゃお国柄という壁があります。しかし、日本が「正確性のあるコンビバレー」を展開するに当たり、一定以上のフィジカル的強さがないと、展開できないと思うのです。Aキャッチに入った時だけコンビを使える、という状況なら各国同じです。たぶんAキャッチならブラジルの方がコンビ数は多いはず。しかし、日本は「器用さ」をウリに、「正確性」を武器にしたいのですから、そうなってくると必要になるのは最低限の背筋力、腹筋力、腕力etc...。少し乱れたトスを打ちこなせるだけの力を要求されます。このフィジカル面と、セッター育成。そこに長いスパンでの「ブロックとレシーブの関係」の向上。これでかなり日本は戦えるようになるのではないでしょうか。
フィジカル面→全日本に来たときだけではなく、V/プレミアリーグと共同で行っていく必要がある。
セッター育成→これもフィジカル面と同様、全日本だけで育成するのは難しい。積極的に若手、しかもできるだけ高身長の選手を起用してほしいということ。実業団チームであるので、目先の勝利が大事なのは大いに分かりますしそこが一番の障壁なのですが、バレーを活性化させるために、「お家芸」を「お家芸」として復活させるためにそこを耐え忍んで各チーム取り組んでもらえたらいいのに、という思い出いっぱいです。
ブロックとレシーブの関係→これはチームが変われば戦略も変わるので何ともいえませんが、ある程度の高さを揃えて効力を発揮するものといえるでしょう。ですから、高身長の選手が国際試合を経験すること、これが先決。V/プレミアリーグからいきなり国際試合に出てきて活躍できる選手なんて多分日本にはそういないはず。だからこそ先ほどから耳にたこができるくらい言っている「協力関係」が必要になると思います。常に世界を意識しながら各選手が戦わない限り、ここからどう頑張っても上には上がれないと思うからです。「意識改革」ですね。

なんだかんだと、今日の決勝戦が終わってふ~っと考えてしまったことを書き綴ってみましたが、的外れでしたら申し訳ありません。ただJVAはじめ、各実業団のチームの人たちに、僕らファンにはこうして願ったり、希望論を論じることでしか日本のバレーを活性化する道は無いということを分かってもらいたい。実際に強くできるのはJVA、各実業団であり、各選手個人個人であるということ。僕らはこうしてテレビの向こうで、スタンドの傍らでそう願うことしかできないのだ、ということ・・・。日本バレー、今日特に話題にしている女子バレーが強くなることを“願って”、今日はこの辺りで失礼します。長々と読んで頂いた方、ありがとうございました。


追記:明日で北京五輪も終わってしまいますが(早いですね)、この五輪期間中、もっともアクセス数が多かったのは、やはり日本×ブラジルの、日本女子最終戦でした。こんな拙いブログサイトにわざわざ足を運んでくださって本当にありがとうございます。これからもなにとぞご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。皆様のそのワンクリックが私たちブロガーの大きな支えでもあります。また、当ブログと相互リンクしていただいている「ブックマーク」記載のサイト様のほうへもぜひぜひ足を運んでくださいね。見習うべきサイトが非常に多いですし、楽しいサイト、詳細なサイト、ファンサイト、ホントにさまざまなサイト様にお世話になっております。この場を借りてお礼申し上げます。

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[2008/08/24 01:07] | 国際女子 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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